So-net無料ブログ作成
検索選択
春日大社 ブログトップ
前の10件 | -

2016.07.27 白鹿の足跡を探しに [夜支布山口神社] [春日大社]

160727yamaguchi-1.JPG
2016.07.27 夜支布山口神社


芳徳寺を参拝して、
欲の出た私は地元の方に
「ここまで来たらぜひぜひ(o^^o)・・・・」と
夜支布山口神社へお連れ下さることをお願いしました。

柳生から大柳生へ。
夏真っ盛りの田園地帯で、
稲はすくすくと育っています。
こんな空の下で、
ゆっくりと深呼吸することに憧れます。
その一角にこんもりとした杜の中、
夜支布山口神社は鎮座されています。

160727yamaguchi-3.JPG
白鹿の足跡石


この春放映された歴史探訪系のTV番組で、
ここに鹿の足跡石があることを知りました。
これまで2回神社を参拝しておりその場も訪れていたのですが、
私の興味には入っていませんでした。
「デコボコした石が置いてあるな・・・」
それくらいでも気づけば良かったのですが。

160727yamaguchi-2.JPG

ここでは700年の伝統を持つ大柳生の太鼓踊りが伝えられており、
摂社・立磐神社は春日大社本殿第四殿を移築した御社殿が、
ご神体である磐座をお守りしています。
奈良まほろばソムリエ検定受検者には、
重要なチェックスポットです。

神社は参拝者もなく、静かに佇んでおられました。
トラックで通り過ぎる男性が、
親しく話しかけて下さいました。
元々鹿の足跡石はここに置かれていたのではなく、
少し先に祠を建てて祀られていたのだそうです。
夜支布山口神社そのものも元は現在地より南600mの地に鎮座されていたそうで、
そこがどのような場所だったのか
さらに興味が深まりました。
春日の神様のお通りになった、
なんらかの記憶が残されているような気配を感じます。

160727yamaguchi-4.JPG

今はまるで神社への単なる道しるべのように、
ぽつりと置かれているだけの白鹿の足跡石。
前の時代の信仰の記憶を、
探訪してみたくなりました。
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2016.04.30 飛火野早朝散歩 [春日大社]

160429mikasa-1.JPG
2016.04.30 飛火野にて

ここ数年、
早朝の御笠山を拝するようにしています。
この景色だけは、
ここ以外に似た場所を思いつきません。
私の中では、
最も美しい「朝の風景」になったのではないかと思います。
奈良を訪れる度に、
四季を感じることができます。

160430mikasa-2.JPG

日頃は朝5時半に起床しても、
その日一日を窓のない仕事場で過す私にとって
とにかく貴重なひとときです。

今回、コンでじ亀を新調しました。
前のカメラは気に入っていたのですが、
シャッターは降りずピントも合わなくなってしまいました。
新しいでじ亀で御笠山を撮影すると、
こんな映り込み。
レンズのいたずらとは分かっていますが、
太陽の慈しみを感じ取りたいです。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2016.04.29 春日大社 和舞・東遊 [春日大社]

160429kasuga-1.JPG
2016.04.29 春日大社 砂ずり藤
カメラの角度をこれ以上下げると、人の頭の大海原


午前中に橿原神宮で久米舞を拝見、
午後はここ数年のお決まりで春日大社に移動します。
夕刻から、
和舞・東遊の奉納がありました。
毎年この日に執り行われているのは、
昭和54年に昭和天皇がご覧になったことから。
もともと、私たち一般人の目に触れる舞ではなかったようです。

160429kasuga-2JPG.jpg

今年は例年申し込んでいる学びの会へは申し込まず、
御本殿のお庭から拝見することにしました。
奉納まで時間があったので、
奥のお社までお参りに伺いました。
ここしばらく風がピタリと止まっていて気になっていた春日の杜、
この日はほんの僅かの時間ながら雨も落ちてきました。
私がこれまで春日大社にお参りするときは、
雨が非常に多いのです。
そして風に杜が流れ雨がやってくると、
ああ・・・今日は神様の気配が感じられます。

160429kasuga-4.JPG

折しも、
藤が新しい朱に染まる社に色彩を加えている姿は
20年に一度、
そしてこの季節ならではですね。

160429kasuga-3.JPG

笛に篳篥・和琴と歌で構成される和舞・東遊、
雅楽を学ぶようになった私には少しずつ感じ取り方が変わってきました。
先日より師匠が私の前で和琴を奏でて下さる機会があるので、
私の両手は自然に和琴の節に合わせて動こうとします。
これから私の身の上はどのように変化していくのだろう、
緩やかな流れに身を任せる舞人のように、
穏やかに移ろっていくことを願って止みません。

160429kasuga-5.JPG

か・す・か・の・に・・・い・つ・く・み・む・ろ・の・う・め・の・は・な・・・
さ・か・へ・て・あ・る・ら・し・・・・か・へ・り・く・る・ま・て・・・
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2016.03.28 この春のJR東海は、春日大社 [春日大社]

160328kasuga-1JPG.jpg
2016.03.28 春日大社


今回の旅、
最終日の朝はいつものように春日大社の朝のお参り。
今回は特に此処にまつわる心願があったので、
大祓詞に願いを込めます。

春日大社はこの朝のお参りに、
東日本大震災や紀伊半島大水害などの災害復興を祈願します。
今回私がバスで通った熊野川沿いは、
紀伊半島大水害で大きな被害を被りました。
まだその爪跡が残っていることをこの目で確認して、
人の力など自然には叶わないのだ、
できることは自然の怒りを招かぬよう心得るのだ・・・と教わりました。
今年は私が災害派遣任務に就いた、
東日本大震災被災地への再訪も実現の見込みです。

160328kasuga-2.JPG

さて、私の住む東京では、
JR東海が奈良や京都を紹介するCMが人気です。
職場の休憩時間に四季折々のこのCMが放送されると、
テレビ画面に釘付けになります。
この春『うましうるわし奈良』のテーマは、春日大社。
今回の峰入りのさい、
一足早くこのCMを拝見することが出来ました。
お合道を静々と歩む、白い装束の神職の姿が清楚です。
実際に春日大社を参拝して、
このような景色に出逢うことは難しいかもしれません。
殆どの時間帯、観光客に占拠されてしまうからです。
でも、
運が良ければCMのような風景に出逢えるかも知れません。
私は実際、何度か出逢えています。
それは逆に言えば、
観光客のマナー次第だとも思うのですが。
nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:テレビ

2016.03.27 春日の峰を巡る [春日大社]

160327rensei-2.JPG
2016.03.27 若草山山頂にて


今回の旅の目的は、
熊野詣・日本一長い路線バスに再会すること、
そして春日の御笠山に心願成就の祈願をすること。
春日大社で季節ごとに行われている、
峰入りに参加しました。

160327mikasa-1.JPG
早朝の御笠山
東京ではできない、屋外での笛の稽古
これからお山へお参りさせていただきます


旅行中は殆どテレビを見ないことにしているので、
この日の天気は雨になるらしいと朧気に聞き知った程度でした。
春日の禁足地・御笠山へ登拝、
お山への願いを込めて手を合わせます。
当初はここから白毫寺へと向かい、
高円山登山を予定していました。
しかしここで雨に遭うと足元もかなり危険になるため、
主催者は行程を短縮して滝坂道へと進路を取りました。

朝早めに宿を出発していつものように笛の稽古の時間を取っていた私は、
山を登り始めてからすぐに空腹を感じていました。
「お腹空いた・・・首切り地蔵さんのところで、ご飯食べたい・・・」
その一心で昼食場所の首切り地蔵さんに辿り着いた私たちに、
風は一瞬にして冷たくなりサラサラ・・・と雨が落ちてきます。

ああ・・・やはり天気は崩れてしまった・・・・
あずま屋で雨宿りしながら昼食を摂ります。
それまで息を弾ませて登ってきた滝坂道、
体温は十分に上がっていたはずなのですが、
ひんやりした風は一瞬にして寒気を感じるほどになりました。

160327rensei-1.JPG

春日の峰の奥にひっそりと横たわる龍王池、
龍が棲んでいたと伝わる池です。
禁足地となっていますが、
錬成会ではここへも参拝します。
水を司る鳴雷神社へ般若心経を皆で唱えていると、
それまで身体を冷やしていた気配は一瞬にして変わり、
サァ・・・・・ッと日差しが差し込んで来るではありませんか。
あ・・・・、雲が抜けた。
参加者は、奇跡のような時間に息を呑みました。

160327rensei-3.JPG

ここからは春日奥山の道路へ至り、
一路若草山へと進みました。
今年は悪天候で焼き直しが行われた若草山、
桜が開花したとはいいながら
見渡す景色はまだ冬のいでたち。
雨をもたらした雲は西へ、
もう天気を気にすることなく歩けます。
景色はまだ冬ながらも、
鹿の毛並みは夏毛へと変わりつつあるようです。

当初の予定より2時間早く、
春日の峰入りは終了しました。
それでも、
悪天候の中辛い思いをせずに無事執り行われました。
私が気になったのは、
山が沈黙してしまっていたこと。
御笠山を登拝している間、
木々は全く揺れ動きませんでした。
数年前までは、
山はサワサワ・・・と木々を揺らし
まるで話しかけて下さっているようでした。
どうかここに神様が戻っていらして欲しい、
山が生き生きと呼吸をして欲しい・・・・
ここは人の欲だけが満ちる空間ではないのだ、
山を巡った参加者たちと共に祈りました。
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2016.01.09 香取神宮 [春日大社]

160109katori-5.JPG
2016.01.09 香取神宮 楼門


鹿嶋神宮への参拝を終えて、
駅へ向かいました。
この時間帯は、電車の運行に2時間の空きがあります。
10分に2本電車が通る都会で生活している私には、
この時間のロスが響きます。
それでも日本の殆どがこのような時間の流れで移動するのだと、
もっともっと不便なところが殆どなのだと、
出発を待つ電車の中で考えていました。
マイカーでしか移動しない種族にとっては、
まるで経験する必要のない過ごし方ですね。
それでいいのだろうか・・・・・と考えていました。

土・日・祝日のみ運行するコミュニティバスで、香取神宮へ。
香取神宮へ近づくと、
駐車場待ちの渋滞にはまりました。
このような渋滞は一年のうち数日しかないのだと、
初詣という一大イベントに飲まれている諦めでバスが動くのを待ちます。

160109katori-1.JPG

白砂を敷いた趣きある参道の中にも出店、
ああ・・・ここも今回は記憶から外そう。
大鳥居を入ってすぐに、
私は左へ折れて丘へと登りました。
暖かい時期に参拝して途中で断念した、要石を拝しに行きます。
暖かい時期にちょっと茂みへ入ると、
かなりな確率で出逢ってしまうみぃさま・・・・
あの時も足がすくんでしまったのでした。

160109katori-2.JPG

丘へ至ると空が開け、
1つのお社の姿がありました。
摂社・護国神社です。
冷たいけれど優しい風が抜ける丘、
日差しのありがたさを感じるこの空間は穏やかです。

160109katori-3.JPG

要石は、護国神社の背後・木陰にひっそりと佇んでいました。
鹿嶋神宮の要石は鯰の頭、
ここ香取神宮は尾を押さえていると伝えられています。

160109katori-4.JPG

ただの小石に見えながら、
どちらもその全貌を知ることは叶わないとのこと。
自然の力とはそのようなものかもしれません。
もうあのような地震の恐怖を体験したくはない、
どうか鯰よ・・・・再度の怒りを起こしませぬように。
それにしても、これ・・・・
石にお金ぶつけているのかな・・・・

160109katori-6.JPG

楼門の先には、
たくさんの参拝客が拝殿へ向けて行列を成しています。
私も行列に加わりました。
日本人の信仰は面白いですね。
クリスマスといい、ハロウィンといい、初詣といい、
何かを信じて行動しているようにはどうも見えないのです。
それが日本人らしさなのでしょうか。

160109katori-7.JPG

香取神宮の拝殿も、
近年彩色が美しく修復されました。
鹿嶋神宮の本殿彩色とは格が異なると聞いていますが、
漆黒のお姿が落ち着きと力強さを醸し出しています。
今年の私の心願は、
この拝殿がよくご存じなのです。

160109katori-8.JPG


160109katori-9.JPG

御本殿の垣根を周回すると、
三本杉に出会えます。
1つの根から三本の杉が育ったという伝説、
真ん中の杉は既に枯れています。

160109katori-10.JPG

PS信仰者は、
どうもここにパワーがあるという様子。
私は、
命を終えた木にパワーが宿っているとは思いません。
PSでくくる考え方には、どうも馴染めません。
他人の言うパワーより、
自分自身で感じ取る居心地の良さを信じたいです。
木には命が宿っており、
活力があったりやがて朽ちようとしたりしています。
私はそれを感じ取りたいと思います。

今年は風や水の息吹、
木の生命や杜の呼吸を感じられる旅がしたいです。
満天の星空にも出逢いたい。
そして・・・・・
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2016.01.09 鹿嶋神宮 [春日大社]

160109kashima-6.JPG
2016.01.09 鹿嶋神宮 本殿によりそうご神木


私にとって鹿嶋神宮は、
春日大社の御蓋山山頂浮雲峰にお渡りになった
武甕槌命様の鎮まる杜です。
鹿嶋立ちという言葉が一般的にも知られているので、
今年は神様の出立地へと伺うことにしました。
以前ふと神宮へ参拝したいと思い立って伺った日は、
奇しくも12年に一度の大祭・御船祭の船渡御の日でした。
東日本大震災から初めての大祭、
そこに集う氏子たちの復興への活力を拝見することが出来ました。

160109kashima-1.JPG

東京駅からは高速路線バスで2時間ほど、
私の他にも参拝のために乗り込んできた人が見受けられます。
神宮には10時前に到着しました。

160109kashima-5JPG.jpg

境内は、
ご祈祷を待つ人で溢れています。
本殿の賽銭箱前は行列もなく穏やかなのですが、
団体での参拝が多いようです。
神宮周辺は鹿嶋工業地帯、
大手の製鉄業者などが巨大な工業プラントを形成しています。
そのおかげか、
震災で倒壊した石大鳥居の再建や
12年に一度の例大祭にかかる費用30億円は、
寄進によって苦もなくまかなわれたと聞きました。
神社の維持は、
周辺地域の活力に左右されるということでしょうか。
春日大社が御造替の費用捻出に大変なご苦労があったと聞きますが、
これは奈良の主幹企業の活気が関わっていると思います。
ひいては地域の活気、
都市にばかり人口がひしめくのではなく
地域に活気が湧かないといけないのではないでしょうか。
神社の維持は、
地域の活気を映す鏡であると思います。
神社というより観光スポットとなってしまったように見えるのは、
残念です。
祈祷所には、
リトルリーグに所属するたくさんの野球少年たちが歓声をあげていました。
彼らはこれからの社会を担って立つ、
貴重な卵なんだな・・・・・
健やかに成長して欲しいと思いました。

160109kashima-3.JPG

江戸建築である本殿は、
近年修復されて美しい彩色が施されています。
この修復に関わる縁もあって、
今回参拝させていただきました。

160109kashima-2.JPG

神宮は住宅地の中に鎮座していますが、
深い杜に懐かれています。
神鹿も生息しているのですが、
彼らは檻の中で生活しています。
杜は、鹿との共存を拒みました。
だから守られている・・・・という解釈らしいです。

160109kashima-7JPG.jpg

太い木が根を横に這わせている姿は、
春日大社の参道でも見かけます。
硬い岩盤の上に杜が形成されているからとのこと、
磐の上に神様を祀るのは、
鹿嶋も春日も同じであるということでしょうか。

160109kashima-8.JPG

杜を進むと、
荒御魂をお祀りする奥宮へ至りました。
ここは昼でも深い木々の間から日差しが差し込むため、
神々しさを感じます。
江戸建築である御社殿も、
清楚ながら逞しさを感じます。
居心地の良い空間です。

160109kashima-4.JPG

要石
心の御柱にもあたるとされる伝説の石。
地震を起こす大鯰の頭を押さえている石という伝説もあります。
この石の前で、
あの大震災の恐怖を思い出しました。
余震に怯えた日々・電気のない夜・都市の大混乱、
あれは事実だったのだ。
自然の怒りには畏怖の念を日頃から持たなくてはいけない、
石はそんな警告を発しているように思えます。

160109kashima-11JPG.jpg

三笠山の斜面には、
滾々と湧き出る湧水が。
透明な水面に禊の力を携えているようです。

160109kashima-9.JPG

池の脇に、大きな切り株を発見しました。
震災で倒壊した大鳥居を木材で再建するためのご用材として、
伐採した木の切り株なのだそうです。
ここに立っていた木はどんな姿だったのだろう、
以前に訪れた際視野に入っていたはずなのに
記憶がないのが残念です。

160109kashima-10.JPG

かつてはここから御手洗池で禊をして神社へ参拝するのが、
正しい参道であったと聞きます。
震災で倒れた鳥居は、
こちらの参拝口ではまだ再建されていません。
近いうちに再建されるであろう鳥居の姿を思い描いて、
お参りを終えました。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2016.01.09 鹿嶋神宮・香取神宮 [春日大社]

160109kashimaJPG.jpg
2016.01.09 鹿嶋神宮大鳥居
東日本大震災で倒壊の被害にあった鳥居は、寄進により建て替えられました。
時を経て、古色も出てきました。


今年の元旦は24時間勤務に入っていたため、
お正月休みの雰囲気は味わえませんでした。
元旦の出勤前に地元の神社へ初詣、
勤務終了の足で乃木神社へ参拝しました。

9日、
かつて数年、春日大社の御笠山登拝に参列しました。
神社では、
東日本大震災・吉野熊野大水害の復興を祈願します。
私は今年奈良へ伺うことをせず、
春日大社へ御分祀された鹿嶋・香取の神様へ
改めて初詣に伺うことにしました。
私は、東国の住民ですから。

お正月三が日を過ぎてお正月気分もかなり抜けたのではないかと思いましたが、
なかなかの人出。
お昼を過ぎて参拝した香取神宮、
私は静かな神社の姿しか知らなかったので驚きました。

160109katori.JPG
香取神宮
神社までの一本道は参拝のマイカーで渋滞

160109katori-2.JPG
拝殿前では、忍耐強く行列を成して参拝の順番を待ちます。
近年1人ひとりの手を合わせる時間が延びて、さらに行列が長くなったと感じます。


自分が年齢を重ねたからだろうか、
年の初めだからと言ってごった返す神社で行列を成して
お賽銭を投げるのが嬉しいと感じなくなりました。
元旦の初日の出の頃に参拝した地元の神社も、
例年はこの時刻には閑散としているのに
今年はかなり人が出ていて慌ただしさも伝わってきます。
これまで何年も各地のお寺や神社にお参りしていましたが、
意識に変化が出てきたと感じます。
今年がどんな年になるのだろう・・・・・
自分の意識を見守る年になるのではないかと思いました。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

2015.12.17 御旅所祭に思う [春日大社]

141217onmatsuri.JPG
2014.12.16 昨年の春日若宮おん祭 遷幸の儀を前にして


今年の春日若宮おん祭
私は東京で過しておりました。
神様が御旅所へ向けて出発される頃、
私はショットバーで東京の若い楽人さんたちと語らっていました。

ここ数年、
御旅所祭の舞楽を芝舞台で拝見していた私の身にも、
変化が訪れていました。
私もここで楽を奏したい・・・・・
その願いは叶わないと悟ってから
私の身の上そのものは雅楽を演ずる心得が備えられてきたのです。
この年齢での「学び」は、
本格的なものから趣味・暇つぶしまで
当事者の気構えや置かれた環境で異なります。
私の身はその中でも、
内容の濃い環境に置かれることになりました。
今年のおん祭に神様がおでましになる少し前の時刻,
私はお稽古納めで
生の演奏に乗せて舞を舞わせていただく機会を与えていただきました。
自分がそんな場面にいることが驚き・感動・・・・、
はしゃいでいる私には、
師匠から「さらに研鑽するように」の大切な一言がいただけます。

東京で稽古する会の方々との談話の中で、
「上達を目指す稽古とは、日ごと自分で重ねていくもの。
師匠にご覧いただくのは、手直しを加えて頂くもの。」というご意見がありました。
なるほど・・・・と思いました。
それだけの意気込みが必要と考える方々が学んでいる会です。
師匠は、
やる気のある人にならどんな年齢であろうとご指導くださるとのこと。
それは、
伝統を重んずる他の会とは異なる考え方です。
私は、そんな環境に身を置くこととなりました。

今年、
ずっと前から若宮様の神遊びを拝見したいと思っていながら、
避けることの出来ない職務をピンポイントで当てられてしまいました。
大きな力に、
押しとどめられたようにさえ感じます。
この出来事を境に、
変化がありそうな気配です。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

2015.11.29 まもなく春日若宮おん祭 [春日大社]

151129kasuga-4.JPG
2015.11.28 造営が進む、おん祭若宮様の御旅所


この記事を書いている、2015年12月14日。
明日から奈良市内では、
880回目の春日若宮おん祭が催されます。
途切れることなく続いているとされるこのお祭、
これまでも大変なご苦労があったと聞きました。
そしてご造替最中の今回も、
神社の皆様のご苦労はいかばかりかと思います。
まずは連綿と伝えられるこのお祭が、
無事に執り行われることを祈るばかりです。

151129kasuga-1.JPG

私はと言えば、
11月29日に御笠山始め春日の峰を巡る催しに
参加しておりました。
以前よりまずは夜明けの頃に飛火野へ出向いて
御笠山にご挨拶する習慣を付けていましたが、
今回その場所に案内板が立っていました。
ここで手を合わせると、
御笠のお山がなにかしら語りかけて下さるような気がします。

151129kasuga-2.JPG

1年ぶりに訪れた春日の峰、
様相はかなり変わっていました。
ナラ枯れの被害を食い止めるためか大幅に人の手が入り、
切り株が目立ちます。
あ、木霊たちは去ってしまったな・・・・・
そう感じました。
峰の中で威容を誇る杉の木は今だ樹勢旺盛でしたが、
周囲の環境がやせ細っていくのを見守っているためか
一抹の悲しみを帯びているようにさえ見えます。

151129kasuga-3.JPG

森に人の手を加えること、
それはどう解釈したら良いのでしょうか。
人の手を加えなければ、
森が衰退する・・・・・・・・
手を加えずに衰退する森であっても良いのではないかと、
私は思うのです。
何年も、何十年もたてば、
人が手を加えなくても森は生き返るのではないでしょうか。
もしその森がこれまでとは違った様相になってしまったとしたら、
それこそが人の罪ではないかと思うのです。
自然を作るのも人間だと考えるのは、
思い上がりだと私は思います。

明日辺りから、
私の耳の奥には鼉太鼓の重厚な轟きと森から沸き立つような雅楽が
聞こえてくるようになることでしょう。
心は春日の森に飛びながら、
いつかそこで私の龍笛の音が響き渡るよう夢見て
東京で稽古を重ねます。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行
前の10件 | - 春日大社 ブログトップ
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。