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2016.12.31 2016年の終わりにあたり [ご挨拶]

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2016.12.19 神々の集う浜 出雲・稲佐の浜


あれよあれよという間に、
今年も今日でおしまいとなってしまいました。

慌ただしく過ぎ去っていく2016年、
あまり思い出せないことも多いのですが、
とりあえず振り返ってみようと思います。

自宅の部屋の中、
これまで積もりに積もったガラクタを、
結構処分しました。
それでもほとんど変わりがありません。
これから少しずつでも意識を変えて、
本当に大切な物・必要な物をより分けていこうと思います。
それと同時に、
ストレスから手を伸ばしてしまう無駄買いを控えていきたいです。

体調管理、
今年も春先にノロウィルスをいただいてしまいました。
さらに、いただいた先が大事件に繋がってしまい、
感染症の恐ろしさをさらに痛感することになりました。
こんなにも今、感染の脅威は忍び寄っているのか・・・と。
寄る年波やこれまで積み重ねた無理のおかげで、
体中が悲鳴を挙げています。
しかし、安静と運動を上手に使い分けて、
今後も取り替えることの出来ない身体と付き合って行かなくてはいけません。

今年は、旅に恵まれました。
ずっと通ってきた奈良に加え、
伊勢・熊野・陸前高田と平泉・戸隠・金沢名古屋岐阜・出雲・・・・
陸前高田は、5年の歳月を経ての再訪。
東北震災からどのように復興を進めているか、
この目で確かめたいと思っていました。
まだまだ時は半ば・・・・
これからも応援に伺えればと思いました。

昨年怪我で出演できなかった演奏会、
今年は無事に出演できました。
腕前が上がったかと言えば、まだまだもどかしいばかり。
幼少の頃や若い年頃で雅楽を始めなかったことは、
これからの上達にも大きな影を落とすことでしょう。
どんなに後悔しても仕方ないことは、承知。
稽古を続けていくことは悲鳴を挙げている身体との戦いになるのですが、
稽古の先に演奏会の成功や上達があるのだから、
達成感を得るためにがんばりたいと思います。
稽古のたびに厳しく指導して下さる師匠には、
心より感謝いたします。

私にとって、今年は変化の年でもありました。
これまで自分の心の支えであった考え方が、
崩れていくような出来事に見舞われました。
もう歯を食いしばらなくても、肩肘を張らなくてもいいかな・・・・
両手を空に広げて、
これまで頑なに守ってきた思いを解き放っても良いかな・・・・

楽になりたい。
それが、新しい年の希望です。

お世話になった皆様の新しい年が穏やかでありますよう、
心よりお祈り申し上げます。
この一年、ありがとうございました。
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2016.12.03 法隆寺の影 [法隆寺]

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ここのところ、真冬の旅が大好きになりました。
冬晴れのカラリとした青空、
キン・・・と引き締まった空気・風が心地良いのです。
何より観光シーズンから外れて、
観光客が少ないこと。
私は本当に人混みがニガテになってしまいました。
年齢を重ねていくごとに、
すれ違う見知らぬ人の念まで感じてしまうようになってきたのです。
そして、それがとても汚らわしいものに感じてしまう・・・
だから、
逃げるようにこの季節を選ぶようになったとも思えます。

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冬の朝の法隆寺
時間に余裕を持って巡れば、
そんな静かな時間を過すことが出来ます。
冬至に近いこの時期であれば、
長く尾を引く飛鳥建築の影の美を楽しむことが出来ます。
参拝客の誰も、
そんな楽しみ方はなさらないでしょうね・・・・・

五重塔や金堂は屋根が幾重にも重なっているので、
ギザギザの影が広い西院伽藍にコントラストを与えます。
金堂の風鐸が美しく影を落としているので、
思わず拾い上げたくなってしまいます。

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講堂の影の先には不断桜。
この季節がいちばん花を付けるのですが、
この桜は花が少ないようです。

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飛鳥建築独特の連子窓からは、
名残の紅葉が鮮やかに語りかけてきます。

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『旗尾・分川』の碑を携えた水甁形の手水、
覆い屋の影が面白い形になっていました。
観光客が列をなすシーズンであれば、
ここは踏み荒らされているだけの場所です。

数年前であれば「知ること」が楽しくて、
東京でも様々な講演会やシンポジウムに出掛けていました。
その甲斐もあってか、
奈良まほろばソムリエ検定のソムリエも取得できました。
でも最近では、
「感じること」の楽しさを求めるようになりました。
観光客が踏み荒らして通り抜ける影たち、
そんなところに面白さを発見するようになりました。
私の心の中で、
何かが終焉を迎えたような気配です。

「法隆寺の影」といっても、「暗い影」の話題ではありませんでした。
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