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2016.07.26~28 法隆寺夏季大学 [法隆寺]

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2016.07.26 法隆寺夏季大学 恒例・写真撮影


今年も、
法隆寺夏季大学開催の夏がやってきました。
私も参加回数を重ね、
気づいたら古参の種分けに入ってしまいました。

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こちらも恒例 放水ドレンジャー訓練


かつては参加700名を数え、
4日目にはバス10台を連ねてツアーを開催した法隆寺夏季大学。
ここのところの出席は500名前後で、
バスツアーも行われなくなりました。
今年は600名ほどの参加があり、
その三分の一は今回が初回参加であったとのこと。
今年に入って、
焼損して収蔵庫に保存されている金堂の壁画に
注目が集まるようになりました。
初回参加の方々も、
そんな情報を得られたのでしょうか。

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上御堂より、東を望む


私はと言えば、
ここでいつも再会する古い友人たちと語らいながらの伽藍拝観。
今年はポケモンGOの話題も交えたりしていると、
某テレビ局のインタビューがやってきたりもします。
お寺に知れたら、お出入り禁止になっちゃいますね。(笑)

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例年弁天池を埋め尽くす蓮も、今年は見かけません。さみしい・・・


こうして例年過している行事ですが、
これまでとは感覚がだんたんと変化してきました。
5回・10回と、
回を重ねて参加する方もめっきりと減りました。
参加者の年齢層は高くなる一方ながら、
世代交代を感じます。
古くから通っている人たちの姿は、
かなり減ってしまいました。
私もいつまで続くだろうか・・・・

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観光シーズンはごった返す西院伽藍ですが、夕方は静寂


東京では冷房で冷え切ってしまい、
太陽の姿を拝むことさえできない私です。
ここ法隆寺でようやく感じることのできる夏。
この先の過ごし方をぼんやりと考えます。
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2016.06.11 瀞峡めぐり [諸国探訪]

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2016.06.11 瀞峡巡り 乗船場


6月は、大変忙しい月でした。
私が3月に熊野へ出掛けたことで、
年老いた母が自分も連れて行けとせがみました。
本人が体調良くあることは娘としてもありがたいし、
秋になると熊野は私にとって訪れてはいけない地となるので・・・
(これまで出掛けて天変地異、ごめんなさいm(__)m)
先に陸前高田への旅を入れていたのですが、
少し強引に6月に出掛けることにしました。
旅行が決まってから、
学会発表に仕事関係の1泊旅行も入ってきてしまいました。

ツアーに乗ることも考えましたが、
自分のペースを保つことも出来ず他のツアー客を気にするのもイヤなので、
全て個人で動くことにしました。
私にはだいぶ慣れてきた熊野三山を、
3日間掛けてゆったりと巡ります。

そして私にとっても初体験となる、
瀞峡めぐりの機会も作ることが出来ました。

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熊野川から北上川へ


お天気は曇り空。
晴れ渡ってしまうと、却って暑すぎるかも知れません。
朝方熊野本宮を参拝して路線バスに乗り込み、
志古バス停で下車。
熊野川に降りて、ウォータージェット船に乗り込みました。
職場の慰安旅行らしき十数名の団体と同乗、
まぁ・・・そこは我慢せざるを得ません。

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瀞峡に近づくと、天井も開きます


時期的には暑くもなく寒くもなく、
水量も多すぎず水は清らか。
岸辺は深緑で覆われ、心地良い風が通り抜けます。
良い時期に経験できました。

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亀岩

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ホテル

本館は奈良県、別館は和歌山県に立地するとのこと。
2011年の水害で別館へ至る吊り橋が破壊され、
別館への道は断たれました。
現在宿泊は受け入れず、カフェとして営業しているとのこと。
折あれば、
ゆっくりカフェにも出掛けてみたいです。

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ウォータージェット船は、
ここ田戸発着場で20分の休憩を取ります。

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獅子岩

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母子の滝


ひとり旅では目いっぱい歩き回ってしまう私ですが、
親のペースを保ちながらの船旅も良い経験でした。
船を下りたら、
路線バスで乗り換え無しの那智勝浦へ。
母がずっと憧れていたお宿で宿泊です。
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2016.06.20 夏至前日の西方浄土・毛越寺 [諸国探訪]

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新幹線出発の時間まで、
余裕がそこそこありました。
ネットで距離を確認して、
毛越寺までは徒歩で向かうことにしました。
もう少し涼しいと心地良かったのですが。

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中尊寺月見坂からほんの少しの所に、
こんもりと土盛りが見えました。
なにかしら・・・・・
武蔵坊弁慶の墓

中尊寺への参拝は確かこれで3度目ですが、
今回はじめて気づきました。
毛越寺へは2度目になりますが、
どのようにして伺ったかも記憶がありません。

毛越寺
嘉祥3年(850)慈覚大師(じかくだいし)が、
この地で白鹿に出逢いました。
白鹿伝説が由緒であったとは、
今回初めて知りました。

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20分ほど歩いてお寺に到着。
日差しは、赤みを帯びた西日に変わっていました。
平成元年建立の本堂に参拝、
西に向かっての参拝はいつになく崇高に感じられます。
そうだ・・・明日が夏至。
一年で最もゆったりとした落日の季節でした。
長い人生を与えられたとしても、
最期まで穏やかであって欲しいと思いました。

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浄土庭園は、そんな日差しにキラキラ輝いています。
西の岸部には、
30アールのあやめ園に、300種、3万株の花菖蒲が栽培されています。

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この日から7月10日までがあやめまつり。
まつりの初日ながら、
あやめは見頃を迎えていました。
あでやかで色とりどりのあやめに、しばし目を奪われました。

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池の畔には曲水の宴が催されたとする遣水。
奥州の権力者たちが華やかな装束に身を包んで歌を詠む姿が、
心に描けます。

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更に先、常行堂の前に、
石造の地蔵菩薩が結跏趺坐していました。
静かに目を閉じた姿がなんとなくせつなくて、
栄華の後に取り残されたことを偲んでいらっしゃるように感じました。

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毛越寺から平泉駅までは、楽に徒歩で向かえます。
寺を出てすぐに、
もう一つの池の姿が目に入りました。
二代基衡の妻室が建立したと言われる、
観自在王院跡
こちらは訪れる観光客はなく、
地元の方が犬の散歩をなさっていました。

栄枯盛衰、
短いながらも私たち一人ひとりの人生にも日の出と落日がある。
思わず自分自身の人生を振り返ってしまうひとときでした。
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2016.06.20 中尊寺参拝 [諸国探訪]

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2016.06.20 中尊寺・白山神社能楽殿


陸前高田で迎えた朝、
梅雨時とはいえ残念ながら外を歩けるような天気ではありませんでした。
公共交通機関利用者である私は、
次の機会にもっと巡れるように工夫をすることにして
朝のうちに一ノ関まで戻ることにしました。
次回は、
もっとたくさんの陸前高田の姿に遭いたいです。

一ノ関まで戻ると、
お天気は回復していました。
新幹線の時間まで、
奥州平泉を散策することにしました。

中尊寺

世界遺産に登録されていたことは、
現地に到着して思い出しました。
私は世界遺産であろうが無かろうが、
自分の好みやテーマに合わせて行動すべきと思います。
世界遺産とは、
観光資源ではなく世界が守るべき文化や自然であるわけですから。
価値を認めて感動し、
維持保存していこうという意識の上に巡るべきではないでしょうか。
日本人の観光には、
その考え方が貧相であるように感じます。

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深閑とした杉並木・月見坂を上がっていくと、
お堂の前の池に奇妙な泡の塊をいくつも目にしました。
モリアオガエルの卵がぶら下がっているのですね。
梅雨時に産卵するのだと、初めて知りました。

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峰薬師堂では、
目の御利益と共にカエルの石像も祀っています。

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ふと目を横にやると、
石像物が私に語りかけています。
傍らの説明書には、
「願成就院宝塔」平安時代の建立とみなされる重要文化財なんですね。
誰にも気づかれず、ひっそりと佇んでいるようです。
私には、とても親しげに感じました。

金色堂

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大多数の参拝者は、此処を目指して訪れます。
それはそれは絢爛豪華、
奥州平泉文化の要です。
金色の輝きに対する当時の権力者の憧れを
思い描きました。

それでも私が最も息を呑んだのは、
こちらの建物

白山神社・能楽殿

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横から見ると、
ちょっとアンバランスに長い田舎に良くある茅葺屋根の民家。
正面に回ると、
そこには影向の松がダイナミックに描かれていました。
ここで能が演じられるのですね。
簡素な建物の舞台で演じられる幽玄の世界、
これはぜひ一度拝見したいと思いました。

中尊寺では11月6日まで、
秘仏・一字金輪仏頂尊像のご開帳も行われています。
私も以前お参りの経験がありますが、
今回は時期に当たることが出来ませんでした。
今回は以前気づかなかった、
中尊寺の奥深さにに出逢うことが出来ました。
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2016.06.19 陸前高田で宿泊 キャピタルホテル1000 [諸国探訪]

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2016.06.19 キャピタルホテル1000 ロビーにてティータイム


5年ぶりの陸前高田訪問、
BRTは市役所の前を通りました。

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陸前高田市役所

かつての建物は津波に襲われ、
多数の職員の尊い命を奪いました。
支援活動で私が訪れた秋には、
高台にプレハブで市庁舎が建設され
各地からの応援職員が慣れない地での行政を担っていました。
震災復興のために市がなんとかすべき・・・・
そう思っていた私の目に飛び込んできたのは、
地元を全く知らない他地域の公務員が右往左往している姿でした。
建物は、当時のまま佇んでいます。
市の行政はその後、
どこまで築き上げられていったのでしょうか。

宿泊は、
かつての建物を津波で失いながらも
いち早く高台に建設されて影響を再開したキャピタルホテル1000
ここから地元が立ち直っていくのだ・・・と誓いを込めたお宿です。

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営業開始から2年半、
スッキリとした客室はとても居心地がよく設えられています。
窓の大きさや部屋の空気・明るさなど、
うるさい私でも満点の心地良さです。

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窓からの景色は桁外れの広大な工事現場ですが、
ここからまた時間の経過を見届けたいと思いました。

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夕食と朝食は、お宿でいただくプランをチョイスしました。
三陸のカキや気仙沼のフカヒレ!
フカヒレってこんなに分厚いんだ・・・・・
和風の味付けに仕上げたコラーゲンたっぷりの地元ならではの食材、
観光客が楽しむ可能性は広がります。

大浴場は清潔で居心地よい空間でした。
同宿だった、
関東からの観光客とも会話を楽しみました。
遠方に住む人にとってこうして訪れることは、
求められていないのではないだろうか・・・そう考えたそうです。
でも、意を決してやってきて良かった。
遠方の人もたくさん訪れて、
現状に向き合って欲しい。
陸前高田はまだまだこれから立ち上がっていくんだ・・・・
たくさんの人が気づくべきだと、
私たちは語らいました。

この災害で大切な人を失った方もたくさんいらっしゃる、
私はその方々の思いにも触れる経験をしました。
傷はあまりにも深くて、
簡単に癒すことはできないと感じました。
そんな方々にも寄り添えることが出来ればなおさらなのですが。

風呂上がりに、
ホテルで宿泊者の身体をほぐしてくださるお仕事の方に、
お試しでほぐしていただきました。
その方が肩に手を置いて下さった瞬間、
思いがけないほどの手の温かさに驚きました。
私は「気」というものはよく分からないけれど、
ジワッと効いてくる感じがします。
数日頑固な身体の痛みを忘れて過ごせたので、
素晴らしいパワーをお持ちの方だな・・・と思いました。
温泉宿などでは客室でマッサージを提供したりしますが、
私のような悩める乙女(?)はたくさん存在するので、
ホテルは彼のほぐしのパワーを利用して
「リラクゼーションプラン」を組んでいただけると良いな・・・
なんて思いましたよ。

近隣の観光施設やロケーションなどは、
まだまだこれからの可能性にかけることになるでしょう。
ここ、キャピタルホテル1000が、
その可能性の先頭に立ってくれることを望んで止みません。
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2016.06.20 5年後の陸前高田 今の姿 [諸国探訪]

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2016.06.20 陸前高田 道の駅・高田松原


私が宿泊した6月19日、
陸前高田は深夜激しい雨に見舞われました。
未明には、
ドン・・・・と身体や空間に響く大きな衝撃に襲われました。
すぐ近くに落雷があり、
周辺は停電したのだそうです。
翌日、地元の方々も驚いたと聞きました。
私は窓のカーテンを開け放って就寝したのですが、
雷鳴も稲光も全く気づきませんでした。
眠りの浅い私には、不思議な体験です。

翌朝の出発まで、
雨の中地元の方に市内をご案内いただきました。

道の駅・高田松原

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赤丸が、津波の到達点です


ここに、津波犠牲者の慰霊碑が建立されています。
建物の無残な姿は、
そのまま記憶として残されることになりました。
ここで計測された津波の高さ・14.5mが、
建物に刻まれています。
今堤防の向こうで穏やかに呼吸している水面が
この高さまで届いたのかと思うと、
自然の持つ本当の力の荒ましさに身が凍ります。
ちょうど軽自動車が駐車されていましたが、
津波の水平線は遙か上に表示されています。

気仙中学

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津波に完全に飲まれながらも、
1人の犠牲者も出さなかった気仙中学校
ここも震災のモニュメントとして、保存されるそうです。
5年前の秋、
支援活動を始める前の朝に
私はこの場所へ立たせてもらいました。
今は、工事現場のゲートとなっています。
少し前までは、
巨大なベルトコンベアーが盛り土を運んでいたと聞いています。
今は役目を終え、解体されていました。

奇跡の一本松

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2016.06.20

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2011.11.10


あの時はまだ、
衰えながらも自力で立ち続けていた奇跡の一本松。
今は、樹脂加工された姿で孤独に立っています。
地元の方は、
美しかった高田松原を惜しんでいらっしゃいました。
私は震災後の景色しか知らないのですが、
皆様の心に残る景色、
なんと推し量って良いのか言葉が見つかりません。

天神の大杉

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今泉天神の境内より、海岸の方角を望む


私の目に非常に気になる姿が飛び込んできました。
地元の方にお願いして、
麓まで寄らせていただきました。
今泉天満宮、樹齢800年のご神木でした。
天神様の境内は津波に流され、
ご神木も海水に浸かって5年、
このような姿になりました。
私にはこの姿でありながらも、
神々しさを感じます。
再建までの道のりは遙かに遠いそうですが、
どうか活き活きとした営みを取り戻して欲しいです。
この木を「奇跡の一本杉」と呼び、
他に「奇跡の一本桜」があるとのことです。
テレビの情報くらいしか知らない私には、初耳でした。

震災復興は、始まったのだろうか・・・・
私たち遠方在住者の認識は正しいのだろうか・・・・
立ち尽くす松や杉の姿に、
「これからの陸前高田」を思い描きます。
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