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2016.02.08 神様の気配? 佐美長神社 [諸国探訪]

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2016.02.08 慈しみの光に包まれているような佐美長神社


伊雑宮より御料田へ、
帰宅の時間まではもう少しありそうです。
お伊勢さん125社めぐりのガイドブックを片手に、
最寄りの神社を参拝することにしました。

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え・・・・
これが巡拝路?( ̄。 ̄;)
真っ平らな田んぼに真っ青な空。
遠くに伊雑宮の杜を仰ぎながら、
まっすぐな道(あぜ道だよね・・・)を延々と歩きます。

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やがて街中を通る自動車の往来が多い道からこんもりとした茂みの中に、
小さな石段を見つけました。

佐美長神社

点在する集落の中の茂みの中、
小さな神社は鎮座されていました。
耳を済ますと、往来する自動車の音が聞こえてきます。
しかし、
気配は別世界でした。
少し開けた空から、
お昼の日差しが差し込んできました。
お伊勢さんの白いお社を、
日差しが包み込むように抱きました。
人はここがそのような場所であることを知っていて、
お社を建立したのでしょう。
神社とは「場所」なのだ・・・・と改めて思いました。

祭神は五穀豊穣の神、大歳神。
古くから穂落社(ほおとしのやしろ)ともいわれています。
祭神が真名鶴となり、
稲穂を運び落としたのが千田(ちだ・稲を生ずる地)であると伝えられています。

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社地には一辺1メートルに満たない、
小さな小さな神明づくりのお社が4つ並んでいます。
祭神は佐美長御前神(さみながのみまえのかみ)、
このサイズにお祀りされてるのが失礼ながら愛らしいです。
この神様方は、
南を向いておいででしょうか。
小さいお社にしては、偉大な神威をお持ちに感じます。
・・・と言いながら正面より写真撮影してしまいました。
申し訳ありません。m(__)m

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最寄りの駅は、
下車駅より一つ先。
私の視界には、
思いもよらない建物の姿が入ってきました。
志摩磯部駅。
かつては、
志摩スペイン村最寄り駅として整備されたのだそうです。
観光地のエントランスとして利用されている気配はありませんが。
私は再度各駅停車に乗り込んで、
観光客で賑わう神宮の街並みに戻ります。
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2016.02.08 潮の香り・伊雑宮 [諸国探訪]

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2016.02.08 伊雑宮


五十鈴川駅からさらに賢島方面へ、
近鉄線各駅停車に乗り込みました。

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ここから先は初体験、
カタンコトンと進みながら小さな駅一つ一つ30分ほど、
揺られている時間がワクワクします。
鳥羽駅周辺は美しい入江の景色、
サミットで注目されている伊勢・志摩ですが
ほとぼりが冷めたら観光してみたいです。

伊雑宮
漁師・海女の崇敬篤い別宮です。

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伊勢の神社建築はどの宮様を巡っても、
同じような建物が建っています。
ならば、目新しさは感じないでしょうか。
私はどの宮様を巡っても、
それぞれに特徴を感じます。

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参道の雰囲気、日差しの当り方、
本殿を取り囲む杜の表情、風の流れ。
そして、
ここにも大地を守る木の姿があります。

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参道入り口の詰所近くに、
一段と目を引く姿の木がありました。
巾着楠と呼ばれる、
根元がぷっくりとふくれた木です。
財布の形に似ているとのことで金運が授かるらしく・・・
参拝者の姿も見えないので
しっかりと抱きついて参りました。(o^^o)

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神社の杜を抜けると、
スポンと空が開け田んぼが広がっていました。
簡素な鳥居が一つ。
ここが神宮の稲穂を育てる田んぼ・御料田です。
鳥居は木皮のついた黒木でできており、
御社殿がなくても神聖な地であることを示しております。

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元はと言えば自然から授かった恵み、
黒木の鳥居はそこへ遡ることを教えてくれるように感じます。
春日大社若宮おん祭の御旅所も、
木皮のついた木材で建築されます。
そこに自然への崇拝を感じるべきなのだな・・・と思いました。

視界一面に広がる深い深い青、
まもなく訪れる春に大地が稲の緑で覆われ
秋には稲穂揺れ黄金に染まる景色を思い浮かべました。
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2016.02.08 初春の巡礼・倭姫宮 [諸国探訪]

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2016.02.08 倭姫宮


月読宮より来た道を戻り、
駅を超えて倭姫宮へとバス通りを歩きます。
バスの窓からは何度も見渡した道ですが、
ここから先を歩くのは今回が初めてです。

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通りに立つ大鳥居、
新しい時代のモニュメントでしょうか。
三輪や熊野本宮大斎原の鳥居のように、
神域の威厳を表わしているのでしょうか。
こちらは、その目的のわりには奥ゆかしく感じます。
明治天皇の行幸のために通された自動車道路・行幸通りです。
やはり新しい時代の風習かと思いますが、
石の灯籠が歩道に並んでいます。
そのいくつかが私の訪れた4日後を期限として、
老朽化のために取り壊すとのこと。
建立者に警告の看板が取り付けられていました。
次の参拝に訪れた時、
この道路の様子はどうなっているのでしょうか。

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倭姫宮は、
別宮の中では最も新参の宮様です。
1923年(大正12年)11月5日に創建されました。
明治神宮や橿原神宮のように、
歴史は浅いながらも深い杜に囲まれた神社がいらっしゃいます。
神道は日本人が紆余曲折ありながらもずっと伝えてきた信仰、
そして今の伊勢の地があるのだな・・・と
当時の崇敬者たちが築き上げた参道を歩きながら思いました。

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今の時代、
仏教も神道も仏様・神様ではなく
「パワー」でくくる人が多くなりました。
前日に参拝した内宮の石の神様の前では、
何重もの人垣が取り囲んで手をかざしています。
今の時代でまたも日本人の信仰は変化を遂げてしまうのだろうか、
そんな危機感を感じました。

大学博物館も隣接する地であり
この先にも神宮の末社が点在するのですが、
今回は次の目的地へと駅へ戻ります。
次の機会には、
ここ五十鈴川界隈をゆっくりと巡りたいものです。
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2016.02.08 晴天恵む月読宮 [諸国探訪]

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2016.02.08 月読宮


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皇大神宮での参拝を終えて宇治橋に差し掛かると、
天には抜けるような青空が広がっていました。
1泊2日の後半は、
旧暦元旦の清々しい一日になりそうです。

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スーツパンプスの出立は肩が凝るので、
一旦駅前のお宿に引き返して行動しやすい服装に着替え。
チェックアウトを済ませて、
五十鈴川行きの近鉄線に乗り込みます。
おや・・・・
この塗装の近鉄電車には、初めてお目に掛かりました。

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月読宮

内宮へのアクセスとしては最も近い五十鈴川駅ですが、
ここを起点として参拝に向かう人は殆どありません。
伊勢市駅か宇治山田駅から、
バスを利用することになります。

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五十鈴川駅から徒歩でさほどでもない月読宮ですが、
マイカーで訪れる参拝者がわずかです。

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月讀尊の魂を祭神とする
月讀宮(つきよみのみや)、月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を祭神とする伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祭神とする伊佐奈弥宮(いざなみのみや)
四つのお社が横に並ぶ月読宮、
定められた順番でお参りします。
この位置から、
御遷座地は見ることが出来ません。
地図で確認すると、
そこは現在の宮が居ます地の真後ろにありました。
残念ながら、
立ち入って見渡すことはできません。
御朱印を頂戴しながら神職様に伺うと、
かつてこのお社は五十鈴川のほとりに鎮座されており、
水害で被害を受けたとのこと。
現在の地に遷されるにあたり、
地形から遷座地が前後に配されることになったのだそうです。
気候穏やかな伊勢ながら、
災害の歴史があったことを教わりました。
それはどこで、
災害はいつだったのだろう・・・・
調べてみたくなりました。
四つのお社が並び、川の畔に鎮座されていた・・・
まるで熊野本宮のような定め。
どのような関連があるのだろうと、
私の心にはその問いを解き明かしたい思いが沸き上がってきました。

古くからの人々は災害に見舞われるたび、
警告を発してきました。
しかしその警告を忘れてまた人の営みが築き上げられ、
災害に見舞われる・・・・
それを繰り返していくのだと
ここで伺いました。

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月読宮の鳥居近くにひっそりと鎮座される、葭原神社。
五穀豊穣の神様を、
楠が守っておられます。

日も高くなって、
夜明けの頃白かった内宮宇治橋もすっかり乾いたことでしょう。
私は春の日差しと引き締まった風を受けながら、
散策を続けることにしました。
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2016.02.08 曙に包まれる皇大神宮 [諸国探訪]

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2016.02.08 皇大神宮宇治橋にて


日の出の時刻をとおに越えたと思われる頃、
バスは内宮に到着しました。
宇治橋が視界に入ったところで、
私は言葉を失いました。

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この時期、
この時刻に宇治橋は朝日に染まるのですね。
太陽は、
少しずつ光の筋を長く、強く伸ばしていきます。
冬至の日の宇治橋の風景は、
よく報道で目にします。
方角や時刻はかなり異なるとは思いますが、
私も自分で体感することになりました。
この直後にtwitterで知ることになるのですが、
この日は旧暦の元旦に当たっていました。
私は偶然ながら、
初日の出に出逢いました。

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宇治橋が、ほの暗い中にキラキラ光っています。
よく見ると、
橋の床板一面に霜が降りて白く光っているのでした。
この時刻、橋を渡る人影もまだまばら。
幻想的な宇治橋を拝見することが出来ました。

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御手洗場の水面は、鏡のように杜と空を映しています


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御正宮前に差し掛かると、
人の気配が全くなくなりました。
この場所でこの気配を感じさせていただけるとは、
予想していませんでした。
そして行く手に出迎えるのは、
木立を抜けて差し込む新年の光。
「ありがとうございます、ありがとうございます。」
私の心の中は、この詞でいっぱいになりました。

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御正宮でお取り計らいくださった神職様のご挨拶、
「今朝は格別冷えますな・・・・」
私は
「ありがたい日にお参りさせていただけました。」
御垣内の白石は、
息を呑むほどに広く明るく感じました。

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荒御魂様へのお参りの道、
御正宮の鳥居を抜けて朝日が差し込んできます。
この光の中に古代からの人々は、
天照大神様の姿を描いていたのでしょうか.・・・・

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個人のお願いをお聞き届け下さるとのことで
昼間は長い行列が出来る荒祭宮様の御前も、
この時間の参拝者はぱらり・・・ぱらり・・・・
少し待てば静寂に包まれる時間がありました。
こちらは日の光よりも、
それによってできる影の存在を感じられます。
光が注げばそこに影が寄り添う、
幸福を願えばそれを感じ取れるだけの苦労や悲しみが必要、
そんなことを諭しておられるように思えます。

外宮ではすでに参拝者の姿も途切れなかったのですが、
内宮では後の時刻ながら長く人影の途切れた時間がありました。
宮域が広いからか街並みから離れているからか、
予想外でした。

観光地の称号をお持ちの伊勢神宮内宮ですが、
お陰様で素晴らしい一年の始まりを授かりました。
私が宇治橋から俗世へ差し掛かるとき、
対岸から宇治橋いっぱいにもなるほどの
参拝者が押し寄せてきました。
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2016.02.08 朝の豊受大神宮 [諸国探訪]

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2016.02.08 曙の頃の豊受大神宮


今回の旅では、
宿を伊勢市内に確保しました。
朝早くに、神宮の参拝を経験したかったのです。

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良く語られるように、
今回はまず豊受大神宮へ。
東京より日の出が遅い伊勢では、
日頃私が出勤する時刻より少し早めに出掛けても
まだ空はほの暗く目ざめていません。
それでも駅に近い外宮前は、
通勤や通学の人の姿や自家用車の往来が見受けられます。

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外宮への参道も、
すでに思いの外参拝者の姿がありました。
若い男性のグループは、
この時刻でも元気に会話を楽しんでいます。
夜明けを迎える杜の静寂は、
ちょっと期待できません。
御垣内での参拝をお願いしましたが、
すぐに後ろから二組が加わり
まとめての参拝になってしまいました。

まあ、
単身で身近に人の気配を感じずに参拝すること、
それを願ってしまう私が身勝手なのだろう・・・・・
そう解釈することにしました。
仕事では対する人のちょっとした心境の変化に怯えてしまう、
そんな自分に嫌気が差します。
だから、非日常を求めてしまうのですが。

参拝を終えてゆっくりと別宮に詣でる予定だったのですが、
私の足は内宮へ向かうバス停に向かっていました。
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2016.02.07 瀧原宮 [諸国探訪]

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2016.02.07 瀧原宮(パノラマ撮影


この日の内宮では用事だけをサッと済ませようと思っていましたが、
やはり参拝者の多さから思いの外時間が掛かってしまいました。
バスでJR伊勢市駅へ戻ると、
乗る予定の電車ディーゼル車)はもう入線してくるところ。
慌ててきっぷを買って、電車に飛び乗りました。
これを逃すと、今回の予定は大幅に狂ってしまいます。
お昼ご飯を買い込む時間も無し、
駅前のお宿に置いて出掛けようと思い内宮で購入した神棚は
そのままリュックに背負っての出発となってしまいました。

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乗り換えには40分ほど駅で待ちます。
駅員さんの許しを得て、駅前に一軒しかないお店で簡単な食料調達。
3時間に一本しか走っていない路線・紀勢本線に乗り換え、
瀧原宮を目指します。

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駅を出て渡る橋からの景色も絶景


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紀勢本線滝原駅より20分ほど歩いて、
瀧原宮に至りました。
瀧原宮・瀧原並宮とも天照大御神の御魂をお祀りし、
「遙宮とおのみや」と称されています。
倭姫命が、御杖代として天照大御神を奉戴しご鎮座の地を求めて、
宮川下流の磯宮をお発ちになり上流の方にお進みになると
「大河の瀧原の国」という美しい土地があり、
この地に二宇の宮殿を造立されたのが起源とされます。
2013年2月に友人の車で参拝した経験があるのですが、
今回2014年10月にご遷宮を終えてお隣の座に鎮座されていました。

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2016.02.07 瀧原宮

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2013.02.09 前の座に御鎮座されていた瀧原宮

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2013.02.09 宮が建立される前の現在の座


遷座された座には、
大きな大きな木が一本宮を抱かれるように立っています。
こちらの座は、
この木のためにさらに大きな神威をお持ちのように感じます。
前回参拝した際に御遷座された風景を思い浮かべたのですが、
想像以上に神々しい座となっていました。

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前回視野に入っていながら気づかなかった、
御船倉。
新たなご用材で建立されているようですが、
場所は移動されないようです。

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穏やかな木漏れ日に包まれる若宮


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皇大神宮の御神域を連想させる御神域ですが、
こちらは人の手より自然の関わりを感じます。
参道を流れる風や手水場として手を浄める川のせせらぎも、
自然から授かった優しさを感じます。

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瀧原宮をネットで調べてみると、
宮域には大きな杉・「太郎杉」が生息していたが
枯れて伐採されたとのこと。
私はここで導かれるように呼ばれた切り株があったのですが、
これが太郎杉だったのでしょうか。

公共交通機関利用者には半日を要してしまう遠い地に居ます瀧原宮ですが、
お参りさせていただけることが嬉しい宮様です。
今回時間が無くて周囲を歩くことが出来なかったのですが、
次回はたっぷりと余裕を取って周辺の風景に溶け込みたいと思います。
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2016.02.07 休日の皇大神宮にて [諸国探訪]

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2016.02.07 日曜日お昼前の内宮御正殿


今回神宮に参拝しようとした一つの目的に、
神棚の購入がありました。
狭いマンション住まいなので、
神棚も仏壇もありません。
昨年来溜め込んでしまったガラクタとの決別を決意したのですが、
自分の居場所には清浄な空間が欲しいと思ったのです。
まずは最初に目的である神棚を手に入れ
お宿に置いて行動したいと考えて、
伊勢に到着次第内宮を目指しました。

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宇治橋前は、
伊勢観光の気配で溢れていました。
日曜日のお昼前です。
まあ、そうだろうな・・・・・
橋を渡って、御正殿へのお参り。
どこへ行くにも、
大勢の参拝者の賑やかな話し声が聞こえます。
確かにここは伊勢神宮内宮ですが、
ここでどんな経験をしたいのだろう・・・・・
私にはそれがいつも理解できないのです。

行列を成している御正殿の正面から脇にはずれて、
できるだけ短い待ち時間で二礼二拍手一礼。
ここ数年、
一人ひとりの手を合わせる時間がかなり長くなりました。
いつになったら行列は進むのだろう・・・・
イラッとしてしまう自分に嫌気がさします。

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御稲御倉にさしかかると、
一瞬静寂が訪れ風が杜を揺らす音が聞こえてきました。
参道を大声でしゃべりながら歩く参拝者たちにこの音は聞こえるだろうか・・・・

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天照大神様の荒魂をお祀りする荒祭宮は
個人的なお願いをする宮様として知られているそうで、
こちらにも長い行列。
私は翌日伺う予定で、
遠くから手を合わせて失礼します。
御朱印所も長い行列、
お参りするために巡る時間と行列で待つ時間、
どちらが長いのだろうと思ってしまいます。

これまで私も観光で神社仏閣を巡っていた頃、
ただそこに来たことがうれしくてはしゃいでいたかも知れません。
年齢を重ね様々な経験をしていくうちに、
こんなに人でごったがえして騒がしい神社が
実は静寂と光と風に包まれた本当の姿をお持ちなのだと教わりました。
時間の制約や機会に恵まれず行列ばかりを経験する観光客も、
各々が神宮の神聖な杜に懐かれているのだという意識を持てば、
無駄話も控えて静かに手を合わせることができるのではないかと思うのです。
それに気づかなかった遠い過去の自分に恥じたり、
気づかせていただけたことに感謝したりして
休日お昼前の神宮を後にしました。
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2016.02.08 光降り注ぐ伊勢にて [諸国探訪]

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2016.02.08 旧暦元旦の初日の出 皇大神宮宇治橋にて


なんとなくここ数年、
2月に伊勢を訪れています。
なんとなく、
2月に訪れるのが良いと感じています。
空気がピリッと引き締まり、
空が無限に広がるように青く、
降り注ぐ太陽の光が嬉しいのです。

今年は元旦に24時間勤務、
新年らしい心の切り替えも中途半端になってしまいました。
その後初詣として参拝しご祈祷をお願いした神社では、
急に体調を崩してしまいました。
心機一転となれば・・・・

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特に調査も緻密に行わずに到着した神宮の宇治橋、
ことさらに凍てつく朝に美しい光が差し込みました。
橋も白木の床が輝いています。
よく見ると霜が降りていて、
白く輝いていたのでした。
そして偶然知ったのが、
この日は旧暦の元旦に当たっていたこと。
あれ・・・・・、
これは初日の出だったのでした。
旧暦とは言えいにしえより長い間使われてきた暦、
こんなに穏やかな元旦を迎えられたとは、
驚きました。

昼は電車に乗り込んで、
皇大神宮の別宮へ参拝しました。
人の話し声もなく玉砂利を蹴り上げる埃もなく、
静寂に包まれています。

別宮から広い空の下をあるくことしばらく、
小さな末社へも伺いました。
ここは全く人の訪れる気配がありません。
杜の間から太陽の光が差し込みました。
私は杜を抜けて差し込む光が大好きで、
シャッターを切りました。

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スマホで撮影

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コンパクトでじ亀で撮影


コンパクトでじ亀とスマホは、
それぞれこんな写真を残しました。
レンズのいたずらではありますが、
ホントにそこに神様がいらっしゃるのではないだろうか・・・
そう思えてしまう写真です。

超有名観光スポット・伊勢、
私なりに心地良く巡って来ました。
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