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2015.10.11 橘寺 [探訪・大和路]

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2015.10.11 穏やかな秋の風吹き抜ける橘寺


岡寺の三重塔から下界を眺めると、
その先には橘寺の伽藍が見渡せます。
様々な思い出の溢れる橘寺、
時間や骨折後の体調などを考えてみて
橘寺まで歩いて行くことは辛くないな・・・・・
無理はしないようにして、
ゆったりと橘寺まで歩くことにしました。

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これまで何度も東京から奈良へ出掛けて、
橘寺へも何度も参拝しました。
法隆寺から聖徳太子が通った道・太子道をあるいて、
ここまで来たことも何度もありました。

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百日紅と菩提樹に寄り添われている、飛鳥の奇石・二面石


二面石にまつわるちょっと迷惑な噂話のその後、
驚きましたが・・・・これは蒸し返さないことにしましょう。(^_^;)
身勝手な行動で薬師如来様が盗難に遭いそうになり、
ここ橘寺で犯人が捕らえられた話題は全国ニュースになりました。
200年ぶりに執り行われた法要では、
縁あって私もお手伝いさせていただきました。
このお寺のお役に立てたことは、
奈良に憧れる遠方の観光客の身の上の私にとって
この上ない喜びでした。

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酔芙蓉が艶やかに咲く境内をゆっくり散策しながら、
そんなことを思い巡らせていました。
奈良には、
私の人生を振り返ることが出来る場所
いくつもあるんだな・・・・・と思いました。
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2015.10.28 茅葺屋根を守るということ [諸国探訪]

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2015.10.26 阿岸本誓寺


10月25日から27日まで、
親族の法事のため石川県に出掛けておりました。

今回地元の方が自動車を運転して下さったので、
もう何年も大変気になっていた
阿岸本誓寺に連れてって下さるよう懸命にお願いしました。
願い叶って訪れた阿岸本誓寺
詳しくは後日、報告致します。

壮大な茅葺屋根は、
今にも崩れ落ちそうになっていました。
あれだけの屋根を葺き替えるには、
想像を絶する費用と手間と人出が掛かりそうです。
この先、葺替え作業はできるのだろうか・・・・
本堂の行く末はどうなるのだろうか。
不安はさらに募りました。

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そして今日、
奈良から一通の絵はがきが届きました。
山の辺の道沿いに鎮座する
夜都伎神社の宮司様からいただきました。
私がずっとずっと心配していた、
神社の拝殿の屋根が葺き替えられたのだそうです。
宮司様は屋根の葺替え費用にと僅かな額を寄進した私に、
ご丁寧にお知らせ下さいました。
今は真新しいお屋根となりましたが、
拝殿がこの先も地元の皆様の手で守られていきます。

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2014.11.08 夜都伎神社拝殿


二つの茅葺屋根。
折しもその運命をここで知ることになりました。
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2015.10.11 琴の謎・龍蓋寺(岡寺) [探訪・大和路]

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2015.10.11 龍蓋寺(岡寺)


壺阪寺での参拝を終えて、
バスで近鉄電車・壺阪山駅まで戻ります。
さて、
ここから何処へ行こう。
電車の接続やバスの運行の組み合わせをあれこれ考えていると、
飛鳥でのバスの接続がうまくいくことが分かりました。
今回持参した西国三十三ヶ所の納経帳に、
岡寺の納経を加えることが出来ます。

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電車は一駅だけ乗って、
飛鳥駅で下車。
飛鳥を周遊する、かめバスに乗り込みます。
背骨を骨折してまだ一ヶ月経っていないので、
長く歩くことやレンタサイクルによる移動は極力避けます。
観光シーズンであるためか、
バスの運行も豊富であるようです。
私のように観光シーズンを避けて活動する観光客は、
なかなかバスに恵まれないのですが。

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バス停から上り坂を登って、龍蓋寺(岡寺)へ。
牡丹や石楠花の季節は、賑わいます。
これからも紅葉で賑わいそうです。
岡寺の御本尊は、塑像の如意輪観音様。
白いお姿に柔らかな物腰と静かなまなざし。
内陣に上がらせていただいて、
静かに手を合わせました。

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岡寺で大変気になっているのは、
飛鳥の里からも遠く見上げることが出来る三重宝塔。
昭和59年の弘法大師千百五十年御遠忌を契機に復興に着手、
昭和61年に514年ぶりに再建されました。
この塔の軒先全てには、
青銅製の琴が荘厳されているのです。

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以前お寺では、
なぜ琴が下がっているのか不明と聞きました。
その頃は「ふ~ん・・・」と思っていた程度でした。
今は雅楽を学ぶようになって、
琴とも頻繁に出会うようになっています。

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もうこの年齢になってこれから琴を教わることは無理と思いますが、
この塔に琴をしつらえた施主の思いが
以前より伝わってくるように感じました。

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塔の足元からは、
飛鳥の里が見渡せます。
まだお昼を少し過ぎた頃、
体調も落ち着いているので
里まで散策することにしましょう。

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2015.10.11 壺阪寺 [探訪・大和路]

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2015.10.11 山の斜面に建立された、壺阪寺

壷阪霊験記で有名な、
壺阪寺
目の病に霊験あらたかと言われています。
最近母の目の調子がかんばしくないということで、
母の眼病平癒祈願に、
壺阪寺へ参拝することとしました。
縁あって納経帳をいただいた、
西国三十三ヶ所では六番札所となります。

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バスの発車時刻が難しいです。
公共交通機関利用の旅行者は、これで損得が出るのでご注意。

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御本尊は、十一面千手観世音菩薩。
目の病平癒を願う絵馬に、
願い事を書いて奉納しました。

ここまで来ると、
奈良盆地も遙か下界に一望できます。
これから一層、
秋の装いが華やかになりそうですね。

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全長20mの 天竺渡来大観音石像と全長8m天竺渡来大涅槃石像

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このアングルから撮影すると・・・・(^0^;)


お寺の境内には、
印度とのご縁によるレリーフや巨大な仏様が安置されています。
境内の趣きは新旧混在している感じで、
馴染みやすいかどうかは意見が分かれるかも知れません。
これからの季節は、
木々が美しく色づくのではないでしょうか。

まなざしの美しい御本尊・十一面観音様、
どうぞ母が日々を安穏に送れますように。
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2015.10.11 土佐街道ぷち散歩 [探訪・大和路]

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2015.10.11 土佐街道 土佐恵比須神社と神主さん・・・・のかかし


奈良旅行2日目。
実は、
どこへ出掛けようか全く考えていませんでした。
ふと思いついたのは、
最近母が目の調子を気にしていること。
病を治すのは医者かも知れませんが、
私は本人の「病を治そうとする気構え」が何より大切と考えます。
そこで、
目の病に霊験あらたかと聞く壺阪寺へ参拝することにしました。

壺阪寺への参拝は、これで3度目。
高取城跡までタクシーで登って、
そこから降りてきての参拝も経験しました。
手軽に出掛けるのはバス利用になるのですが、
バスの本数が少ないので、
なかなか足が向きにくいのも確かです。

せっかく朝早く目覚めても一番のバスの発車が遅いので、
私は1時間前に壺阪山駅へ到着して
駅からすぐに至ることが出来る土佐街道
ちょっとだけ散策することにしました。

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製薬業で栄えた高取、
土佐街道は高取城の麓に広がる城下町です。
城下町といってもお城がすぐ近くにあるわけではなく、
立派なお城は遙か遙か山の上になります。
当時のお侍さんたちは、
あまりに過酷な通勤にお城への足が遠のいたと聞きます。
以前城跡を訪れた私も、
「はぁぁぁ・・・・!ここが?」と驚きました。
何しろ、高取城は標高583.9mの山上に築かれていたのです。

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土佐街道、
今でも城下町の面影を残す街並みが保存されており、
楽しい散策路です。
折しもこのシーズンは、
かかしが街角に賑わいを添えていました。

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街道の一角に、
助産婦所があります。
数年前私が訪れた時、
助産婦所の前に一人の高齢の女性が佇んでいました。
彼女こそ助産婦さん、
私が聞いた年齢は90歳を超えておいででなお現役でした。
仕事でヘトヘトになっていた私の話を聞いて、
彼女は「大変な時代を生きていらっしゃる・・・」と静かにおっしゃいました。
私はたくさんの赤ん坊を取り上げた彼女の手を取らせていただいて、
その優しさに涙したのでした。
助産婦さんも天寿を全うされ、
昨年天に召されたとのことです。
何時も彼女は助産所の入り口に立って観光客を出迎え、
優しくご挨拶されていたとのことでした。

9月に背骨を骨折してまだ一月も経っていないので、
高取山へも出掛けたい気持ちを抑えて
壺阪寺行きのバス停へ向かいました。
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2015.10.10 斑鳩天満宮祭礼 [法隆寺]

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2015.10.10 国宝・南大門をくぐり抜けた布団太鼓が飛鳥の伽藍に向けて行進


ここ数年、
法隆寺境内で繰り広げられる斑鳩天満宮祭礼を拝見しに
奈良を訪れています。

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神社の神輿も、静かに南大門を通過しました


斑鳩天満宮は、
法隆寺を取り囲む五つの里がお守りする
お寺の北・天満池のほとりに鎮座するお社です。
祭礼の御旅所は法隆寺の伽藍内に設えられ、
里が繰り出す布団太鼓が
参道を練り歩きます。

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宵宮の午後、
五つの里は順番に法隆寺の境内に入ってきました。
入るといっても、
門をくぐらなければいけません。
門は、室町時代の国宝・南大門。
お寺の執事長も見守られる中、
通過の順番が訪れた布団太鼓に緊張が走ります。
門を傷つけることはできません。
それでも太鼓台は大変重く、
背丈の低い門を低い姿勢から通過させなくてはいけないのです。

五つの里は懸命に、
力を一つに束ねて門をくぐり抜けました。
門の内側で通過を待つ私たちも息を呑んで見守り、
無事通過のたびに拍手を送ります。
通過できた里は布団太鼓を掛け声勇ましく高々と掲げ、
飛鳥の伽藍へ向けて前進していきます。

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日が西へ傾く頃、東西の参道を勇ましい掛け声と共に練り歩く布団太鼓たち


普段は修学旅行生だけが賑やかな法隆寺ですが、
この二日間は地元の方々の親しそうな会話で盛り上がります。
いつもとは全く違った法隆寺の表情が見受けられる秋の日、
法起寺の秋桜鑑賞と共に訪れてみてはいかがでしょうか?
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2015.10.10 実りの秋・法起寺 [法隆寺]

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ここ数年、
体育の日を含む三連休に
斑鳩へ出掛けるようになりました。

21世紀になっても、日本で初めて世界遺産になっても、
法隆寺はまるで変わっていないように感じます。
歴史の重さを感じます。

そして、斑鳩の里を散策。
法起寺まで足を伸ばすことにしています。
だいぶ以前から、
法起寺を取り巻く耕作地には
この時期秋桜が植えられていました。
淡いピンクの愛らしい花々が、
飛鳥の塔を囲むように風に揺れています。

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その中で今年、
私は稲穂の実る田んぼが多いように感じました。
例年秋桜が咲き誇っていた土地も、
稲穂がなびいているように感じます。

それは、とても良いこと。
奈良は、「観光地」でしょうか。
住処とする人々もおり、
その営みとは
本来田畑を耕して豊かな作物を実らせることではないでしょうか。
観光は、
決して安定した収入ではありません。
観光客の興味は、
いとも簡単に観光地を見放してしまうと思うのです。
奈良の耕作地に豊かな実りがもたらされることが、
最も良いことと思うのです。

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色とりどりの秋桜と、
黄金色の稲穂の波。
その中にほんのちょっとだけ、
観光客の私は立ち寄らせていただきました。
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2015.10.10 Cafe ZADAN [法隆寺]

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2015.10.10 カフェZADAN 店内


10月の連休は、
毎年縁あって奈良へ出掛けることになっています。
今年も、早くから予定を入れていました。

京都在住の友人を呼び出して、
まずは斑鳩でランチ。
以前から聞いていた、
カフェ・ZADANに伺いました。

バスの接続がうまくいかなかったので、
駅からタクシーに乗り込み
法隆寺東院伽藍へお願いします。」と頼むと、
タクシーの運転手さんは、「?」。
『東院伽藍』ではわかりませんかね・・・・・
地元なら、観光で生計を立てるなら、
これくらい知っておきましょう、『夢殿』のことですよ。
以前京都でタクシーの運転手さんと話したことがあるのですが、
観光客の中には地元以上に詳しい人がいて苦労するのだそうな。
それでも関東では、
コアな観光情報番組が放送されていたりします。
観光業界も、敏感に情報更新を行うことは必要ですよ。

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さて、カフェZADANさん。
法隆寺前の老舗旅館・大黒屋のお隣に、今年開店しました。
かつては私も法隆寺夏季大学に通う時、
大黒屋さんに宿泊していました。
日本最初の世界文化遺産でありながら、
法隆寺周辺の宿泊施設と言ったら・・・・・今では皆無と言えるでしょう。

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靴を脱いで上がる店内は、
本当にくつろぎに来たという気分です。
私たちは窓辺の席に着き、
法隆寺東院伽藍の『不明門(開かずの門)』を眺めながらランチを取りました。
『不明門』をご存じの方も、少ないかな?
推古天皇の扁額が掲げられていたため、
一度も開門されたことがないという伝説の門です。

法隆寺界隈は世界文化遺産ながら、
ほんのちょっと観光シーズンや修学旅行と時間を避ければ
穏やかに静かに巡れる地域です。
ZADANさんの前の道路も、
通りかかる観光客の姿は殆どありません。

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ランチメニューは、
期間限定の豆腐ハンバーグをチョイス。
華美過ぎず盛り過ぎず調味料使い過ぎず、
お腹にも心にも優しいお食事です。
『竜田揚げ』を町おこしに掲げている斑鳩、
次は竜田揚げランチが楽しみです。

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アフターのコーヒーは、自家焙煎。
お店の中には、芳しいコーヒーの香りが漂います。
折しも秋のお祭りが始まった斑鳩、
地元の人々が集まってきているようです。
私たちは、
秋の昼下がりをゆっくりとくつろがせていただきました。

この日は、
融通念仏宗の巡り念仏も行われていました。
家々に立ち寄るお寺の衆が叩く鐘の音も、
心地良く響いてきます。

なんと贅沢な時を過しているのでしょう。
奈良の休日が始まりました。
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