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2014.10.12 和みの美~書と陶展~ [探訪・大和路]

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今回の奈良旅行最終日。
朝はいつものように、
春日大社で大祓詞を奏上しました。
その後地元の方々とお気に入りの場所へ移動、
しばらく笛を吹いて過しました。
最近は観光地を飛び回るより、
そこに居させていただくことが何より嬉しくなりました。
見たことのない、行ったことのない場所に行く、
それが観光であるかもしれません。
でも、
大好きな場所を何度でも訪れてそこに好きなだけ居る、
それでも良いのではないでしょうか。

東大寺からほど近い旧世尊院で、
石本秀正さん・中西玄匡さん・小川一雅さんの作品展・
和みの美~書と陶展~
が開催されていると伺っていました。
いつもお世話になっている小川さんにご挨拶。

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旧世尊院は、
桃山時代初期に興福寺の子院として建てられた
「旧世尊院客殿」を奈良県が改修・保存したものです。
畳に座って縁側を眺めながら、
お抹茶をいただいてしばし歓談。
私もちょっとは人様にお聞かせできるようになったかしら・・・と、
ここで笛も演奏させていただきました。
耳でも心地良さを味わっていただくように、
上手になりたいわ・・・(*^_^*)

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日本建築は、空間を大切にすると考えます。
建築部材である柱や窓を取り込んで花を生け、書を掲げ、
人は各々好きな場所に腰を下ろして愛でる。
書や陶器を生み出す方々は、
それぞれの思いを込められてます。
その書や陶器が日本建築の空間にちりばめられた中で、
来訪者は自分の持つ感性で居心地を作り上げていくのです。
陶器はどのような役目を担おうか・・・
食器?花器?あるいは思いがけない役目?
墨で表現された言葉には、どんな魂が宿っている?
まるで殺風景な空間に見える部屋では、
次々に想像力を発揮していくことが出来るのです。

以前西洋のガーデニングや宮殿などを巡った経験はありますが、
制作者の意図がかなり深くまで表現されていて
来訪者の自由な発想はあまり浮かんで来たとは思えませんでした。

和の美に触れる時間の使い方
日差しも吹き抜ける風も作品に取り込んで
心地良く過させていただきました。
観光シーズン真っ只中の観光地とはひと味違った、
素敵な休日でした。
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niraku

わざわざ、お越しいただきありがとうございました。書とのコラボうまくいっていればよかったですが・・。今回は、台風の影響で、初日に多かったものですから、顔姫様の、こられたころはゆっくりできました。また、演奏までさせてしまいありがとうございました。初日は向かいから一日、謡曲が聞こえていました。今回は、父の茶友の97歳の方が最後に来ていただきました。展示会は日頃の仕事と違って異常な空間になりますので・・・疲れました。また、奈良にお出かけください(笑)
by niraku (2014-11-03 22:30) 

鴨媛

nirakuさん、
こちらこそ優雅なひとときを下さり、
ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
様々な奈良での過ごし方がありますが、
今回はこれまでになく「縁」を感じる時間となりました。
お出迎えの方々はお忙しかったと存じますが、
私は至福のひとときを堪能させていただきました。
もしも伺わなかったら、
時間と観光客の喧噪に追われてウンザリしていたことでしょう。
これからも笛は稽古を重ねて、
皆様のお耳に叶う曲を奏でるようになりたいです。
お楽しみに。(*^_^*)
by 鴨媛 (2014-11-04 23:30) 

ひすい

ご無沙汰しております


笛!

博雅が(陰陽師の…ご存じですか?)が吹いているような横笛ですか?

かっこいいですね~!^^
by ひすい (2014-11-05 19:47) 

鴨媛

ひすいさん、
コメントありがとうございます。
そうなんですよ~(*^_^*)
今、笛のお稽古しているんです。
手元にいるのは、
雅楽で用いる龍笛と高麗笛です。
博雅さまのように、
鬼までも魅了させるような笛を吹きたいわ~♪
by 鴨媛 (2014-11-05 21:30) 

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